일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たきぐち

滝口

山本 周五郎

山本 周五郎의 滝口(たきぐち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 49,815자 · 99화면

아오조라 문고

彼はふところから銭入れを出し、小粒銀を一つ、つけ板の上に置いて老人に笑いかけた。

「こんどはじいさんの燗で飲むよ」

「そんな」と老人は小粒銀を見て眼をみはった、「お武家さん、そんな金につりはありませんぜ」

「燗の伝授料だ、つりはいらない」と安宅は云った、「あとの一本は馴染の者にやってくれ」

屋台店から出ると、雪は小降りになっていた。一町ほどゆくうちに林昌寺の鐘が鳴りだし、その音を数えて「十一時だな」と安宅は呟いた。「衣笠」の表は閉まっていた。彼は裏へまわりながら、地面から泥と雪を取って、顔や着物にこすりつけ、髪の毛を二三十本ばらっと顔へ垂らした。

「博奕だな」黒板塀の勝手口を叩きながら、安宅はそっと呟いた、「うまくゆけばいいが」

もちろん勝手の者はまだ寝てはいない、まもなく返辞が聞え、勝手口の油障子をあけて誰か出て来た。くぐり戸の向うへ来たのは男の声で、わかったよ、そう叩くな、みんなに聞えるじゃねえか、と云った。

「益村安宅だ」と彼はひそめた声にちからを入れて云った、「ちょっとおりうを呼んでくれ」

「益村の旦那ですか」相手は吃驚したらしい、いそいでくぐり戸をあけながら弁解した、「まさか旦那だとは気がつかなかったもので」