후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうねん
潤一郎ラビリンスI――初期短編集
谷崎 潤一郎
谷崎 潤一郎의 潤一郎ラビリンスI――初期短編集(しょうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 41,319자 · 84화면
と、頭をさすって顔を顰めて居る当人も可笑しさが堪えられず、鼻を鳴らしてくす/\笑って居る。
やがて三人も仙吉の真似をして立ち上り、歩いては倒れ、倒れては笑い、キャッキャッと図に乗って途方もなく騒ぎ出した。
「エーイッ、あゝ好い心持だ。己は酔って居るんだぞ、べらんめえ」
仙吉が臀を端折って弥造を拵え、職人の真似をして歩くと、信一も私も、しまいには光子までが臀を端折って肩へ拳骨を突っ込み、丁度お嬢吉三のような姿をして、
「べらんめえ、己れは酔っ拂いだぞ」
と、座敷中をよろ/\練り歩いては笑い転げる。
「あッ、坊ちゃん/\、狐ごっこをしませんか」
仙吉がふと面白い事を考え付いたようにこう云い出した。私と仙吉と二人の田舎者が狐退治に出かけると、却って女に化けた光子の狐の為めに化かされて了い、散々な目に会って居る所へ、侍の信一が通りかゝって二人を救った上、狐を退治てくれると云う趣向である。まだ酔っ拂って居る三人は直ぐに賛成して、其の芝居に取りかゝった。
先ず仙吉と私とが向う鉢巻に臀端折りで、手に/\はたきを振りかざし、
「どうも此の辺に悪い狐が出て徒らをするから、今日こそ一番退治てくれべえ」