일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おぎふくうた

犀星王朝小品集

室生 犀星

室生 犀星의 犀星王朝小品集(おぎふくうた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 105,794자 · 211화면

아오조라 문고

津の茅原はそのとき胸板のところに、があっと重いものを打ちあてられ、前屈みにからだを真二つに歪げてしまった。遣られたとそう思って支えるものを手でさぐろうとしたが、立木一本とてもなかった。再び、胸のところに熱を持ったものが一時にあふれた時に、すでに膝頭が立たなかった。かれは、潰れたように倒れたときに始めて和泉の国人の方をしっかり見つめることが出来た。和泉の人はやはり土手のうえに倒れて何かあたりを引掻くような恰好をしながらも、津の人ののた打つのを眼だけ生きのこっているように見つめていた。人間の死相というものはああいうものか知らと、灰をあびたような顔を見返した。だが、いまは笑うことも叫ぶこともできず、ただ、二人は同時に敵手の矢を胸にうけたことを知っただけだった。冷たい汗のような笑いがひとすじのぼった。

「相射ちだぞ。」

かれはそう叫ぶと、対手にきこえたかどうかと思った。和泉の人はそれと同時に何か五位鷺のような奇声を立てたが、意味は分らなくとも、明らかに相射ちを肯き合ったものだった。

和泉の人の支えた手ががっくり折れて、しだいに土手のへりの方に向ってもがきはじめた。