후리가나로 읽는 일본 고전
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こぶ
犬田卯短編集 一
犬田 卯
犬田 卯의 犬田卯短編集 一(こぶ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 48,259자 · 96화면
――それからもっとも大きな問題は特別税戸数割で、これは本村では、収入一円につき二銭三厘云々……というような賦課率になっているが、こういう点、もう少し村民の負担を軽くしてやることは出来ないものだろうか、と考えるのだが……」
「どういう根拠で君はそんなことを言う。」と村長が不意に威嚇するような声を出した。
「どういう根拠……といって別に……」
「棍拠がない。では単に反対するために反対するのか……」
「いや、根拠がないというわけではないが。」
「では、それを言って見たまえ。」
「つまり……その……村民の生活程度というものは……」
「それが根拠か。君は村民が一年間にどれだけの酒を飲み、煙草をふかすか知っているか。この村に何軒の酒屋があって、何石の酒が売れるか知っているか。」
田辺はぐっと詰まってしまった。
「知っているか。」と村長はたたみかける。
「さア、そいつはまだ……」
「何がまだだ……そいつも知らぬくせに、何が村民の生活だ。」
「しかし――」と田辺はどっきどっきと打つ胸を強いて抑えて、「予算を見ると、節約すべき項目は随分あるように思う。たとえば会議費……」
「君らにそんなことを言われなくたって、節約すべきものは全部節約している。