일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

宮本 百合子의 獄中への手紙(ごくちゅうへのてがみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 120,583자 · 240화면

아오조라 문고

その思いやりと正直な廉恥心のようなものから父は自身の晩年に少なからぬ不如意を忍んだのでした、しかし其は気の毒のようですが、父のために慶賀いたします。もし仮に父がそういう感覚のない処置をして僅か二三年の晩年を過したとしたら、父の生涯は極めて平凡な、ありふれた老人の世俗的処置で終り、少くとも、わたし達が、其をよろこびにも誇りにも思うような初々しい、老いて猶若々しい人間らしさを感銘させることはなかったでしょう。

今のわたしのような待ちかねたこころもちで、何一つ待つということのないような、日々の混雑と国とすれば「快い無為」(咲ばかり忙しい)生活の中にまじっているのは一修業です。本当にそちらのお暮しはいかが? 山は近くに見えるのでしょうか。

わたし一人が遠く旅行するのは心許ないという意見があっていろいろ話が出て居りましたが、寿が、ね、一緒にそちらで暮す気になって来ました。はじめは只一人でやれない、と云っていたのですが、千葉の今いるところは、この節「雨霰れ」となって来ましたし、信州の追分なんてところは、食物の問題で到底いられるところでありません。寿の居どころについては心痛して居りましたが、自分もよくよく感じたと見えて、つまりこの際生活をすっかり切り換えて、人生の新発足をする機会を見出そうと決心したらしいのです。