후리가나로 읽는 일본 고전
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
宮本 百合子의 獄中への手紙(ごくちゅうへのてがみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,557자 · 426화면
こういう分散状態はナポレオン時代もつづき、ビスマルクのとき迄つづき、従って、統一への情熱というものは、病的な伝統をもっているわけでしょう。
ケプラーは、アインシュタインよりも人間として純潔であり骨があり、其故偉大です。彼は、当時天文学と云えば占星術で、カイゼル時天文学者というのは一方では皇帝の運勢の番人であり、半分だけ科学者でありました。庇護者は庇護しているものの真価はブラーエにしろケプラーにしろ、ちっとも分ってはいなかったのでしたが、ケプラーは、星が人間を支配しないことをはっきりワレンシュタインに云っています。只ケプラーは全く活きた智力をもえたたせていた男で、当時の新旧徒の闘争の悲惨、無意味それを利する勢力の消長につき、つねに具体的観察をもっていて、占星術の予言は世人を常に瞠若たらしめる適中を示しました。(事実の諸条件からの起り得べき可能を天候と人事について語ったのですから)
こういう実証的な大才能はケプラーにおいて始めて近代が花開きそめたと思われます。お母さんは傭兵になって良人に彷徨され、それをフランダースの戦場へ迄さがしに行ってつれ戻したという剛毅な女でしたが、ほかの男の子は錫職人――当時のドイツにあって、尊敬すべき職業に従事した市民、兄より威張っていた男――一人をのぞいて、二人ほどならずものが出