후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいのふじんにつぐ
現代の婦人に告ぐ
大隈 重信
大隈 重信의 現代の婦人に告ぐ(げんだいのふじんにつぐ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,854자 · 25화면
通俗に言えば男女手分けして働くのである。ここに男女間の権利義務が定まる。夫婦ありて家庭あり、家庭ありて郷党あり。かくて広く社会、国家を形成するのであるから、男子は外に出でて世間の事に活動し、女子は内を守りて家庭の事に勤労するという分業は、この世に於て已むべからざるところ、而して婦人の性情は、自ずからこの分業に適し、小供に対する神経は鋭敏に、その用意は周到である。生児のなお嬰孩にして口も利けぬ時にも能く眼に察し、意に迎えて、その欲するところを知り世話を焼く。少しく語を解し自らも口が利けるようになれば、御伽話でもして聴かせる。小供の世話はなかなか六ヶしいもので、ちょっとでも意に満たぬと直きに声を揚げて泣く。これを賺し宥めるなど容易なことで無く、到底天賦の性情の粗雑なる男子の出来る仕事でない。児童の性質を最も能く知るものは女子で、而して小供もまた外出がちで家にいることの少ない父親よりも、幼少の時から常住傍らにいて撫育してもらう母親の方に多く熱烈な親しみを持つから、家庭教育の義務は、自ずから母の責任に属せねばならぬ。従って児童に対する感化力の大なることも、また母に及ぶものはない。