후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいのふじんにつぐ
現代の婦人に告ぐ
大隈 重信
大隈 重信의 現代の婦人に告ぐ(げんだいのふじんにつぐ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,854자 · 25화면
六 男女各々天職を異にす
見よ、彼等の夫婦手を執り合って外出する時の有様などは、如何にも睦じげに美わしく、楚々衣にも堪えぬらしい妻を良人が扶けて、喃々私語して歩いているところを見ては殊勝であることを。けれども焉んぞ知らん、外より共に帰って家庭内の人となるや、往々にして、忽ち夫婦喧嘩を演じ、声荒々しく膂力逞しき妻にその手をねじ伏せられて、良人は言い甲斐なくも温め鳥の如くに押し蹙められるという奇劇も珍しからぬ。流弊の免れ難きは何処も同じことであるが、しかしとにかく一夫一婦制が倫理上に勝を制し、それが法律上、社会上に動かすべからざる基礎を据えたる点に於て大いに女子の自由を伸べ、男子の専横を制したる基督教の功は争うべからざるものである。
六 男女各々天職を異にす
我輩は天の男女を生ずるに、もとその間に愛憎の私念なかるべきを信じているから、人格の上には両性を同等に見るけれども、さればとて、その天職をまで同一に見るものではない。何となればその体質の上に、その性情の上に、両性にはその地上に始むる第一歩からして明確なる相違を存するものではないか。即ち男女の天職は本能的に定められて、自然の分業を為しおるんである。