후리가나로 읽는 일본 고전
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せいぜんしんごのこと
生前身後の事
中里 介山
中里 介山의 生前身後の事(せいぜんしんごのこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 41,804자 · 83화면
第九冊「女子と小人の巻」第十冊「市中騒動の巻」までを出した、製本体裁すべて手製の第一冊第二冊と同じことだが、第三冊からはルビ付になっている点がちがう、それから第一冊第二冊もまた改めてルビ付にやり直して貰うようにしたと思っているが、兎に角一切合切手塩にかけてやり上げた珍物は第一冊「甲源一刀流の巻」と第二冊「鈴鹿山の巻」のフリ仮名のつかないのがそれである、然もそれは二百四五十部しかない処、大部分は東京市中へ出ている、それがやがて大震災に遭ったのだから、もし残存しているものがありとすれば非常な珍物中の珍物で後世の愛書家などの手に入ると莫大な骨董的評価を呼ばれるようになるだろうと思う、先年東日、大毎に連載する当時に、著者が神楽坂の本屋で一冊見つけ城戸元亮君に話をすると直ぐに自動車で一緒に駈けつけたが売れてしまっていた、新版のいいものが沢山出ている時代にあれを買った人は果して珍書であることが分って買ったのかどうか、この和製日本紙刷の玉流堂本にもあとで自由活版所にやらせた分もある、春秋社からも和製日本紙本を出しているから、それ等はさほど珍書とはいえない、著者の手製印刷本は前に云う