후리가나로 읽는 일본 고전
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せいぜんしんごのこと
生前身後の事
中里 介山
中里 介山의 生前身後の事(せいぜんしんごのこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 41,804자 · 83화면
のであるが、遺憾ながら最近に至って非常に不本意なる事態を惹き起すに立ち至ってしまったのは遺憾千万のことと云わねばならぬ。
その原因は出版社としての春秋社が営業不振に陥ったということが原因で、春秋社の営業不振は一つはまた一般出版界の不振の為で、その出版界の不振というのも遡れば円本時代の全盛が遠因を孕んでいると見られないことはない、小生としては春秋社が振わなくなったからというて、それを疎んずるという理由は少しもないのだし、また栄枯盛衰は世の常だから良い時に共に良ければ悪い時にも共に助け合う位の人情を解せぬ男でもないのである、然し春秋社の営業難の為に自分の著作が犠牲になるということは忍び難いことである、春秋社の窮状は風聞には聞いていたけれども自分は敢て立ち入ってそれを慰問するほどのことはないと思い、神田君もまた我輩のところへ窮を訴えて来るようなことは少しもなかったけれども、風聞によると容易ならぬ危険状態であると知ったものだから、そこで春秋社の経営とは別個に大菩薩峠刊行会なるものを起し、両人協同の内容で一年半ばかり進行して行ったがそのうちに小生はどうしても、これは協同ではいけない、自分一個の手に収める