일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しろくれない

白くれない

夢野 久作

夢野 久作의 白くれない(しろくれない)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 24,846자 · 50화면

아오조라 문고

之に引比べて初花楼の主人甚十郎兵衛こそ日本一の愚者にて候へ。すこしばかりの賄賂を吝しみし御蔭にて憐れなる初花太夫は磔刑か火焙りか。音に名高き初花楼も取潰しのほか候まじ」

と声をひそめて眼をしばたゝきぬ。此の若者の言葉、生粋の長崎弁にて理解し難かりけれど、わが聞取り得たる処は、おほむね右の通りなりき。

さて其後、程もなく初花楼の初花太夫が稲佐の浜にて磔刑になるとの噂、高まりければ、流石の鬼畜の道に陥りたるわれも、余りの事に心動きつ。半信半疑のまゝ当日の模様を見物に行くに、時は春の末つ方、夏もまだきの晴れ渡りたる空の下、燕飛び交ふ稲佐の浜より、対岸の諏訪様のほとりまで、道といふ道、窓といふ窓、屋根といふ屋根には人の垣を築きたるが如く、その中に海に向ひて三日月形に仕切りたる青竹の矢来に、警固、検視の与力、同心、目附、目明の類、物々しく詰め合ひて、毬棒、刺叉林の如く立並べり。その中央の浪打際に近く十本の磔柱を樹て、異人五人、和人五人を架け聯ねたり。異人は皆黒服、和人は皆白無垢なり。

時恰も正午に近く、香煙に飢ゑたる、わが心、何時となく、くるめき弱らむとするにぞ、袂に忍ばせたる香煙の脂を少しづゝ爪に取りて噛みつゝ見物するに、異人たちは皆、何事か呪文の如き事を口ずさみ、交る/\天を傾ぎて訴ふる様、波羅伊曾の空に在し