후리가나로 읽는 일본 고전
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しろばなのあさがお
白花の朝顔
泉 鏡花
泉 鏡花의 白花の朝顔(しろばなのあさがお)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 30,880자 · 62화면
――更に、日もおかず、お絹が土手番町へ訪ねて来た、しかもその夜、上野の清水の御堂の舞台に、おなじように、二人で立つ事になったんです――
音羽のその時は、風情がいいから、もう一度、団栗橋を渡り返した、京洛中と東山にはさまって、何だか、私どもは小さな人形同然、笹舟じゃあない、木の実のくりぬきに乗って、流れついた気がします――
そうですよ、宿は西石垣のなにがし屋に取ってあったのですが、宿では驚いていたでしょう。路之助の馳走になりつづけで、おのぼりの身は藻抜の殻で、座敷に預けたのが、擬更紗の旅袋たった一つ。
しわす、晦の雪の夜に、情の宿を参らせた、貧家の衾の筵の中に、旅僧が小判になっていたのじゃない。魔法妖術をつかうか知らん、お客が蝦蟆に変じた形で、ひょこんと床間に乗っている。
お絹が引添っての、心づけでは、電話で、もう路之助から、ここの勘定は済んでいる。まだ、それよりも、お恥かしいやら、おかしいのは。……
(――お絹さん、その手提袋ですがね、中味が緊張しておりません、張合のないせいか、紐が自から、だらりとして、下駄のさきとすれすれに袋が伸びていたそうで。