일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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はくはつき

白髪鬼

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 白髪鬼(はくはつき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,046자 · 224화면

아오조라 문고

朱凌谿の部下には各国の人種が混っていて、中に数名の日本人も加わっていると聞いていたが、この山田という男は多分その一人なのであろう。

山田は賊の前に進んで、

「オオ泥棒さん、とうとう捕ったね。貴様なんかに聞くことはないが、あんまりうるさいから出て来てやった。サア云うことがあれば早く話せ。俺は逃げも隠れもしないのだ」

と、さも憎々しげに云い放った。

朱凌谿は近づいた山田の姿を見、その声を聞くと、満面朱を注いで、いきなり相手の顔に、パッと唾をはきかけた。

「畜生ッ」

山田は憤怒して飛びかかろうとする。警官達は、言葉は分らぬながら、スワ一大事と駈け寄って、彼を制し止めた。

「ワハハハハハハ、貴様俺に手向う気か。やれるならやって見ろ。俺はこの通り縛られて自由の利かぬ身体だが、ナアニ、貴様の様な卑怯者の一人や二人、蹴殺すのは訳もないぞ」

賊は先ず一喝して置いて、ひるむ山田をねめつけながら、喋り出した。

「コレ人非人。貴様は俺の手下の癖に、俺の女房を口説いて手に入れようとしたな。女房がウンと云わぬものだから、俺をなきものにすれば思いがとげられると考え、首領を裏切って、警察の奴等を俺の隠れ家に案内し、この通り俺を捕えさせたのだ。