일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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かがくろん

科学論

戸坂 潤

戸坂 潤의 科学論(かがくろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 142,817자 · 278화면

아오조라 문고

――では、科学のこの社会的規定・イデオロギー性は、どういう姿で現われるか。

人間の歴史的社会は、後に説明するように、史的唯物論に従えば、その現実的な根柢を生産力に持っている。生産力は労働力と労働手段と労働対象とからなっているが、一般にイデオロギーは、まず第一にこの生産力によって最も基柢的な限定を受ける*。人間の物質的生産活動がその人間の物の考え方を規定するということは、見易い道理であるが、それが特に一定社会の一定時代の人間大衆についてであれば、この点益々顕著になる。だが今、生産力が特にそれの持つ技術的な側面を通して、イデオロギー一般を規定するものだという点を、注目しなければならない。

* イデオロギーという言葉の意味に就いては、私は至る処で説明してきた(前を見よ)。それは第一に社会に於ける上部構造としての観念界を意味する。而も之は第二に、単に個人々々の観念・意識の世界だけに止まらず、却って社会に於ける一定の人間群の意識(社会意識)を指す。その結果第三に、個人の意識も亦この云わば社会自身が持つ一定形態の意識の内に包摂されることが出来る(之が意識形態としてのイデオロギーとなる)。