일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あさまさんろく

空にむかひて 若杉鳥子随筆集

若杉 鳥子

若杉 鳥子의 空にむかひて 若杉鳥子随筆集(あさまさんろく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,542자 · 14화면

아오조라 문고

そういった工合で決して夜雨氏を訪ねる希望が果たせないのだった。

その中にとうとう私は夜雨氏の信用を失ってしまった。余り度々師を失望させたからだ。

乗合自動車は街を出外れると、細い田舎道を東へ東へと疾駆した。動揺の激しい時は、車ごと水田の中に抛り出されそうになった。

麦の穂を渡ってくる青い風は、何という新鮮な野の匂いを誘ってくることだろう。

道の曲がり角、曲がり角には、道しるべのように雨引観世音と刻んだ小さい碑があった。

れんげ草の花が、淡雪のように春の野を埋めていた。

停留所ごとに、小さい赤旗が百姓家の軒に顔を出している。手拭を冠った、野良着のまんまの農家の主婦が、裾をはしょって、急に自動車の行手に立ち塞がったかと思うと、右手を挙げて、「ストップ」と叫んだ。

そしておかみさんは私の隣席へ腰かけた。私は今更のように、自分が故郷にいた頃からの時代の進展を見せられたように感服する。

鬼怒川を渉った頃から、セルの羽織に鳥打ちをかぶった芸人風の男が四五人同乗した。絶えず小唄みたいなものを口ずさんでいた。女が向こうから寒そうに橋を渡ってくると、男達は何とか叫んで媚を送った。