후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
くうしゅうそうそうきょく
空襲葬送曲
海野 十三
海野 十三의 空襲葬送曲(くうしゅうそうそうきょく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 95,012자 · 189화면
「赤外線写真は、どうでした?」彼は、司令官達に、敬礼を済ませるが早いか、気になることを尋ねた。
「うまく出たようだ。ここにある」湯河原中佐が、クルクルと捲いてある細長い印画紙を机の上に、展げて見せた。
「ははァ、よく判りますね」と、帆村探偵はお茶の水に近い濠端の、ある地点を指して、云った。「肉眼で見たのでは、なんの変りもない草叢つづきですが、斯うして、赤外線写真にとって見ると、どこに、坑道の入口があるか、直ぐ判りますね」
「だが、よくまア、坑道のあることが、判ったものだね」司令官が、感心をした。
「それは、帆村君の手腕ですよ」中佐が、代りに説明した。「空襲の夜、放送局を占領した不逞団の頭目に鬼川という男が居りました。これを捕縛して、帆村君に預けたのです。すると帆村君は、紅子という少女を使って、鬼川が知っている団の秘密をすっかり聞いてしまったのです」
「少女紅子を使ったというのは?」
「それは、帆村君が研究している読心術ですな。丁度、塩原参謀が、その少女と、瀕死の重傷を負っていた弟の素六というのを、放送局舎の中から助け出したんです。帆村君は、その少女を見て、駭いたそうです。