일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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だいにのせっぷん

第二の接吻

菊池 寛

菊池 寛의 第二の接吻(だいにのせっぷん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,960자 · 247화면

아오조라 문고

四

倭文子は身体中が氷のようになってうつむいていた。

「一枝こそかわいそうだわ。あれで、からだの秘密をみんな知られて、ポンと捨てられてしまうのよ、きっと、三月とはつづかないでしょう。でも、一枝だから、まあいいのだわ。それがあなたであったら、どうでしょう。」

倭文子は落ち込んだ絶望の穴からやっとはい上った。

「でも、わたし、まさか村川さんが。」

彼女は、村川が自分以外の女性を、これほどかるがるしく愛しようとは思わなかった。

「そう、じゃ、あなたは村川さんが、わたしにキスしようとしたことをお信じになれないの。」

倭文子は、うちのめされてだまった。

「わたしも、村川さんを信じてあげたいの。まさか、一枝のような子供を弄ぶ人だとは思いたくないの。」

「何かの間違いですわ。その手紙だけは。」

倭文子は泣き出しそうな声でいった。

四

「そうね。何かの間違いかしら。わたしもそう思いたいわ。村川さんの人格のために、ねぇ。」

京子も思い直したように、やさしくいった。

「きっと間違いですわ。きっと。」

倭文子は、やっと逃げ道を見つけたように、必死になっていった。

「そうね。こんな手紙だけで、疑っては悪いわねぇ。