후리가나로 읽는 일본 고전
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こうぎょく
紅玉
泉 鏡花
泉 鏡花의 紅玉(こうぎょく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,518자 · 23화면
奥様が、烏は脚では受取らない、とおっしゃって、男が掌にのせました指環を、ここをお開きなさいまして、(咽喉のあく処を示す)口でおくわえ遊ばしたのでございます。
紳士 口でな、もうその時から。毒蛇め。上頤下頤へ拳を引掛け、透通る歯と紅さいた唇を、めりめりと引裂く、売女。(足を挙げて、枯草を踏蹂る。)
画工 ううむ、(二声ばかり、夢に魘されたるもののごとし。)
紳士 (はじめて心付く)女郎、こっちへ来い。(杖をもって一方を指す。)
侍女 (震えながら)はい。
紳士 頭を着けろ、被れ。俺の前を烏のように躍って行け、――飛べ。邸を横行する黒いものの形を確と見覚えておかねばならん。躍れ。衣兜には短銃があるぞ。
侍女、烏のごとくその黒き袖を動かす。おののき震うと同じ状なり。紳士、あとに続いて入る。
三羽の烏 (声を揃えて叫ぶ)おいらのせいじゃないぞ。
一の烏 (笑う)ははははは、そこで何と言おう。
二の烏 しょう事はあるまい。やっぱり、あとは、烏のせいだと言わねばなるまい。
三の烏 すると、人間のした事を、俺たちが引被るのだな。
二の烏 かぶろうとも、背負おうとも。かぶった処で、背負った処で、人間のした事は、人間同士が勝手に夥間うちで帳面づらを合せて行く、勘定の遣り取りする。