후리가나로 읽는 일본 고전
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あくたがわのことども
芥川の事ども
菊池 寛
菊池 寛의 芥川の事ども(あくたがわのことども)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,580자 · 11화면
一高時代は、一組ずつの親友を作るものだが、芥川の相手は恒藤君であった。この二人の秀才は、超然としていた。と、いって我々は我々で久米、佐野、松岡などといっしょに野党として、暴れ廻っていたが、僕は芥川とは交際しなかった。
僕が芥川と交際し始めたのは、一高を出た以後である。一高を出て、京都に行って夏休みに上京した頃、はじめて芥川と親しくしたと思っている。その後、自分が時事新報にいた頃から、親しくなり、大正八年芥川の紹介で大阪毎日の客員となった頃から、いよいよ親しく往来したと思う。最近一、二年は、自分がいよいよ俗事にたずさわり、多忙なので月に一度くらいしか会わなかった。最近もっとも親しく往来した人は小穴隆一君であろう。小穴君は、芥川に師事し日として会わざる日なきありさまであった。
芥川と、僕とは、趣味や性質も正反対で、また僕は芥川の趣味などに義理にも共鳴したような顔もせず、自分のやることで芥川の気に入らぬこともたくさんあっただろうが、しかし十年間一度も感情の阻隔を来したことはなかった。自分は何かに憤慨すると、すぐ速達を飛ばすので、一時「菊池の速達」として、知友間に知られたが、芥川だけには一度もこの速達を出したことがない。