일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

はなとりゅう

花と龍

火野 葦平

火野 葦平의 花と龍(はなとりゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 410,131자 · 824화면

아오조라 문고

(玉井の奴が、そそのかして、逃げやがったにちがいない)

前夜、金五郎を残して、「明日、喧嘩になったら、お前が指揮をとれ」と命じたところ、金五郎は、「わたしは、喧嘩は下手ですから」といって、どうしても承引しなかった。のみならず、「喧嘩は嫌いですから、喧嘩になったら、逃げだします」などとも、いったのである。それでも、現場に行くことだけは、堅く約束したのであった。

助役は狼狽の極に達した。とっさに、人選を変更して、昨夜、指名されなかった仲仕を、三人、別に起した。

マンは、兄林助の家の一部屋を借りていた。襖で仕切られた四畳半であるが、女一人には充分だ。おまけに、狭くとも、自分一人の部屋を持つことは、生まれてはじめてである。

仕事着をつけ、林助と二人、集会場である桟橋の浜に急いだ。

「おマン、玉井の奴が、ケツ割ったらしいぞ」

「ふウン」

マンは、問題にせぬ顔で答えたが、その顔に、かすかに、なにかの動揺が感じられた。

集合場で、人影と提灯とがちらつき、しきりに、けたたましく、喚いている。

「おうい、急げ、急げ。大村組の伝馬船は、もう、漕ぎだしとるぞう。出遅れたぞう。