일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

くしんのがくゆう

苦心の学友

佐々木 邦

佐々木 邦의 苦心の学友(くしんのがくゆう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,732자 · 332화면

아오조라 문고

「僕は舟には渡舟にしか乗ったことがありません」

「それじゃ酔うぜ」

「困りましたな」

と正三君は考えこんだ。釣魚も初めて、海も初めてだ。危ない危ないといって親が心配しすぎるものだから、まだおよぎも知らない。

「安斉先生流じゃないかい?」

「先生がどうかなさいましたか?」

「この春、ひっぱっていったんだが、一ぺんでこりてしまったようだ」

「酔ったんですか?」

「ああいうやせがまんの強い人だから、酔ったとはけっしていわないが、青い顔をしてあぶら汗を流していた」

「そんなに苦しいものですかね?」

「生きた心持ちはしないそうだ」

「いやだなあ」

「安斉先生は昼ごろまで辛抱していたが、とうとう小用がしたいといいだした。富田さんが『かまいません。舟の中は無礼講ですから、船頭のようにこの舷からなさい』と教えたけれど、首をふっている」

「ははあ」

「だめなんだ。先生は陸地でないと小用が出ない性分だそうだ。初めての人にはよくそういうことがある。きみも出ない方じゃないかい?」

「大丈夫ですよ」

「せっかく魚が食い始めたのに、やっかいだと思ったが、青い顔をしてふるえているから仕方がない。船頭に頼んで船宿へ漕ぎかえしてもらった。