일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かつしかみやげ

荷風随筆集(上)

永井 荷風

永井 荷風의 荷風随筆集(上)(かつしかみやげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 133,224자 · 269화면

아오조라 문고

市ヶ谷八幡の桜早くも散って、茶の木稲荷の茶の木の生垣伸び茂る頃、濠端づたいの道すがら、行手に望む牛込小石川の高台かけて、緑滴る新樹の梢に、ゆらゆらと初夏の雲凉し気に動く空を見る時、私は何のいわれもなく山の手のこの辺を中心にして江戸の狂歌が勃興した天明時代の風流を思起すのである。『狂歌才蔵集』夏の巻にいわずや、

首夏馬場金埒

花はみなおろし大根となりぬらし鰹に似たる今朝の横雲

新樹紀躬鹿

花の山にほひ袋の春過ぎて青葉ばかりとなりにけるかな

更衣地形方丸

夏たちて布子の綿はぬきながらたもとにのこる春のはな帋

江戸の東京と改称せられた当時の東京絵図もまた江戸絵図と同じく、わが日和下駄の散歩に興味を添えしむるものである。

私は小石川なる父の家の門札に、第四大区第何小区何町何番地と所書のしてあったのを記憶している。東京府が今日の如く十五区六郡に区劃されたのは、丁度私の生れた頃のこと。それまでは十一の大区に分たれていたのである。私は柳北の随筆、芳幾の錦絵、清親の名所絵、これに東京絵図を合せ照してしばしば明治初年の渾沌たる新時代の感覚に触るる事を楽しみとする。