일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たでくうむし

蓼喰う虫

谷崎 潤一郎

谷崎 潤一郎의 蓼喰う虫(たでくうむし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 110,066자 · 216화면

아오조라 문고

と途々たしなめられて来たのが腹にあったのでもあろうか、美佐子は十五分もすると不承々々に父親と一緒に降りて来て、廊下に立ちながらそっと顔を直してから、一と足先に表へ出た。

「さあ、じゃあちょいと行って来ますよ」

と、紗の宗匠頭巾を被った、宝井其角と云ういでたちで奥から現れた老人は、玄関まで送って出たお久と要とにそう云い残すと、白足袋の足に利久を穿いた。

「お早うお帰り」

「いや、お早くもないかも知れない。―――要さん、美佐子にも云って置いたんだが、今夜は泊まって貰いますよ」

「いろいろとどうも御厄介になります、僕は孰方になりましても差支えはありません」

「お久や、わたしの蝙蝠を出して貰おう、大分蒸して来たようだが、この塩梅じゃあ又雨だな」

「そしたら、車でお行きやしたら?」

「なあに、じきそこだ、歩いたって訳あないさ」

「行とおいでやす」

と、お久は送り出しておいて、すぐに手拭い浴衣を持って要のあとから座敷へ行った。

「お風呂が湧いてますよって、今の間に一と浴びおしやしたら?」

「有り難う、折角だけれど、どうしようかな、風呂へ這入ると臀が落ち着いちまうんでね」

「どうせお泊まりやすのんやろ?」