후리가나로 읽는 일본 고전
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むし
虫
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 虫(むし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 44,053자 · 86화면
そして、(以下三行削除)朝までは、眉が奇怪にしかめられ、顔全体が苦悶の表情を示していたのに、その表情は(二十一字削除)今彼女は、聖母の様にきよらかな表情となって、彼がふさいでやった唇の隅が、少しほころび、白い歯でニッコリと笑っていた。目が空ろだったし、顔色が蝋の様に透通っていたので、それは大理石に刻んだ、微笑せるそこひ(盲目の奇しき魅力)の聖母像であった。
柾木はすっかり安心した。さっきまでの焦燥が馬鹿馬鹿しく思われて来た。若し芙蓉のこの刹那の姿を、永遠に保つことが出来たら、そして、○○○○○○○○○○○、○○○○○○○○○○○○○○○○○○していられたら。
叶わぬことと知りながら、彼は果敢ない願を捨て兼ねた。
彼は医学上の智識も技術も、まるで持合わせなかったけれど、物の本で、動脈から防腐剤を注射して、全身の悪血を圧し出してしまうやり方が、最も新しい手軽な死体防腐法であることを読んでいた。防腐液のうすめ方も記憶していた。そこで、甚だ不安だったけれど、兎も角、それをやって見る事にして、階下から水を入れたバケツや洗面器などを運んで(婆やに気附かれぬ為に、どれ程みじめな心遣いをしたことであろう)フォルマリンの溶液を作り、注射の用意をととのえた。