일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

われはうたえども やぶれかぶれ

蜜のあわれ・われはうたえども やぶれかぶれ

室生 犀星

室生 犀星의 蜜のあわれ・われはうたえども やぶれかぶれ(われはうたえども やぶれかぶれ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 45,726자 · 90화면

아오조라 문고

井荻看護婦も彼の退院したことを私に告げた。何故、このように執拗く彼をさがさなければならないのか、人間はお互に知らない者同士が眼とか頭とかでその生活を少しでも知ると、後篇ともいうべきその人間を何かの弾みに知りたくなるものだ。どれだけ沢山の患者がいても、それぞれに死をまもる孤独の病院にいては、取り分け私のように憎しみを持って対う男と、その憎しみでさえ一つの冷酷な友情に変貌しつつあることがあり得るではないか。

四二二号室の八十歳になる老人が死去した。四二二号は私の左隣室の患者で鼻孔から食物を摂り、死はさし迫った時日の問題になっていたが、この老人の自家用車は毎日病院の駐車場に停車していて、制服の運転手が終日威儀を正して何かを読み、乗車の見込みのない四二二号患者のため、夜おそくまでさん然とした車体をかがやかして待機していた。たまに看護婦が買物につかうくらいがせいぜいで、二年間同じ処に同じ運転手が四二二号患者のために駐車していたのだ。

四二二号患者は夜おそくにも看護婦の名前を続けて呼んでいた。深夜はよくわかるその声音に私はとうとうなじみを持ったが、突然、昨夜からその声が絶えてしまった。