일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しのげんり

詩の原理

萩原 朔太郎

萩原 朔太郎의 詩の原理(しのげんり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 153,641자 · 305화면

아오조라 문고

思うにこうしたイデヤは、多くの詩人に共通する本質のもの、詩的霊魂の本源のものであるか知れない。なぜなら古来多くの詩人が歌ったところは、究極に於ては或る一つの、いかにしても欲情の充たされない、生の胸底に響く孤独感を訴えるから。実に啄木は歌って言う。「生命なき砂の悲しさよさらさらと握れば指の間より落つ」「高きより飛び下りる如き心もてこの一生を終るすべなきか」と。彼の求めたものは何だろうか――おそらくそれは啄木自身も知らなかった。ただどこかに、或る時、何等か、燃えあがるような生活の意義をたずね、蛾群の燈火に飛び込むように、全主観の一切を投げ出そうとする、不断の苛たしき心のあこがれ、実在のイデヤを追う熱情だった。されば彼の生涯は、芸術によっても満足されず、社会運動によっても満足されず、絶えず人生の旅情を追った思慕の生活、「何処にかある如し」「遂に何処にか我が仕事ある如し」の傷心深き生活だった。

だが詩人にして、いずこか傷心深くないものがあるだろうか。支那の詩人は悩ましげにも、「春宵一刻価千金」と歎息している。そは快楽への非力な冒険、追えども追えども捉えがたい生の意義への、あらゆる人間の心に通ずる歎息である。