일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ろんごものがたり

論語物語

下村 湖人

下村 湖人의 論語物語(ろんごものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 132,688자 · 266화면

아오조라 문고

すぐれた門人で、この席につらなっているのは、子貢ただ一人である。彼の最近の進境には、なるほど目覚ましいものがある。しかし、亡くなった二人、とりわけ顔回にくらべると、まだ何といっても、山の絶頂と中腹とのちがいがある。これから自分の話そうとすることを真に彼が理解してくれるか、頭では理解しても、実践への糧として、胸と腹とで味ってくれるか、疑問といえば疑問である。まして、そのほかの門人たちでは、……そう思うと、何となく張合がない。

孔子は、しかし、彼の話をよしてしまう気にはなれなかった。

(誠をもって語られた言葉は、いつかは生きる。それは、泰山のいただきに落ちた雨滴が、地にしみて、ついには海に注ぐように。)

そう思って、彼はふたたび口を開いた。

「わしがはじめて学問に志した時には、わしはもう十五歳になっていた。」

門人たちは怪訝な顔をした。それは、一般に、士大夫の子弟は十三歳で詩を学び、音楽を習うことになっている。然るに孔子が、幼時いかに貧しかったとはいえ、十五歳になるまで、何の教養もうけなかったとはどうも受取りかねる話だったからである。

「なるほど、それまでにも、師について何かと教えはうけていた。