후리가나로 읽는 일본 고전
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おどるちへいせん
踊る地平線(上)
谷 譲次
谷 譲次의 踊る地平線(上)(おどるちへいせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 168,926자 · 332화면
歴史的に有名な「ダアビイの帰り」だ。洗濯屋の箱車の屋根に、その家族らしい肥ったおかみさんと子供たちが鈴成りに足をぶらぶらさせて、笑いながら歌いながら、私達を追いこして行った。Old time coach の紳士倶楽部員と、老夫婦をのせた騾馬車の鈴、赤・黄・緑の見物自動車と最新のロウドスタア。
田舎みちの両側、ろんどんへはいってまでも大通りの歩道は、ふるい習慣によりダアビイがえりの私たちから銅貨をほうってもらおうという巷の子供らでいっぱいだ。
黴の生えた銅貨でいいから
一つ抛っとくれ――いっ!
Throw me out a mouldy copper !
と一せいに声を張り揚げるんだが、この「すろうみあうたもうでぃかぱあ」が、自動車の速力でひとつに消されて、私たちの耳を聾するのは、灯のつきそめた裏街をいたずらに震撼する、無意味な、そして愉快に執拗な金切り声の何哩かにすぎない。
ああ――ん!
ああ――ん!
ああ――ん!
散歩者の感情
「旅は、はるばるほんとの自分をさがしに出るようなものだ」という。この「ほんとの自分」として最初に行ってくるのが、じぶんの属する人種と国籍にいまさらのように気のつくこと。