후리가나로 읽는 일본 고전
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かいことてんぼう
近世数学史談
高木 貞治
高木 貞治의 近世数学史談(かいことてんぼう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,981자 · 25화면
それから,話は前後になるが,クラインの事を少しお話したい.クラインの講義は当時非常な人気であった.あの頃のドイツの大学の制度は,講義は自由に聴くことになっていて,聴く講義だけは聴講料を払う.その聴くか聴かぬかを決めるためには,初め六週間位は只聴いていていい.その裡に,いよいよ聴こうと決心したら,聴講料を払う.こういう制度であった.クラインの講義を聴くと非常に面白いが,実は白状すれば,聴講料を私は一度も払わなかった.だいたい六週間位聴いてやめてしまう.それで十分であったのである.この六週間ずつの聴講が,例の五十年の取り返しに大いに役立ったのである.終りまで聴講を続けても,こういう方面には大して有効ではなかったろうと,私は想像している.とにかく講義の初めの一般論が非常に面白い.ちょうど現今の数学の状態を,四十年前にクラインが独りでやっていたといっていいと思う.よくクラインは,「三つの大きなA」ということを言った.それは Arithmetik, Algebra, Analysis の花文字のAである.クラインの意味は,そうと明言したわけでないけれども,そんな風にAの一,Aの二,Aの三などと数学の中にギルドのような分界を立てて,やっているけれども,俺なんかは俺の幾何学でもってそれらを統御するのだと,そういう事