후리가나로 읽는 일본 고전
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つうぞくこうぎ れいこんふめつろん
通俗講義 霊魂不滅論
井上 円了
井上 円了의 通俗講義 霊魂不滅論(つうぞくこうぎ れいこんふめつろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 75,415자 · 148화면
なぜなれば、有形とは広延を有するゆえんにして、いやしくも広延あれば、分割のできる道理であります。かくして再三再四、分割の上にさらに分割して、無数回の終わり最小至微の極点に達し、また分析することあたわざるに至れば、広延なきものとなりましょう。しかして、広延なきものは物質とはいわれぬから、その体、非物質性となります。そのわけは、物質の特性は広延を有するにほかならざれば、すでに物質にして分析の極み、広延なきに至れば、非物質となるよりほかなきはもちろんであります。しかるに、精神は本来広延なきを特性とするものなれば、物質にして広延なきに達すれば、精神と相分かつことあたわざるに至ります。これを換言すれば、物質分析の極み、精神と同じく無形に帰し、物心の二者その別を見ざるに至り、物質不滅の規則は変じて、精神不滅の規則となります。
かく論じきたるときは、唯物論者は必ずこれに答えて、「物質はなにほど分析しても、決して無広延に達する道理はない」と申しましょう。さすれば、その点はしばらく預りおきて、他の点より論ずるも、同じ断案に達します。そもそも物質の物質たるゆえんは、色、声、香、味、触の五種の性質を具するによることは、唯物論者も否定することができますまい。