후리가나로 읽는 일본 고전
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れんかんき
連環記
幸田 露伴
幸田 露伴의 連環記(れんかんき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 49,281자 · 95화면
予行年漸く五旬になりなんとして適々少宅有り、蝸其舎に安んじ、虱其の縫を楽む、と言っているのも、けちなようだが、其実を失わないで宜い。家主、職は柱下に在りと雖も、心は山中に住むが如し。官爵は運命に任す、天の工均し矣。寿夭は乾坤に付す、丘の祷ることや久し焉。と内力少し気を揚げて居るのも、ウソでは無いから憎まれぬ。朝に在りて身暫く王事に随い、家にありては心永く仏那に帰す、とあるのは、儒家としては感服出来ぬが、此人としては率直の言である。夫の漢の文皇帝を異代の主と為す、と云っているのは、腑に落ちぬ言だが、其後に直に、倹約を好みて人民を安んずるを以てなり、とある。一体異代の主というのは変なことであるが、心裏に慕い奉る人というほどのことであろう。倹約を好んで人民を安んずる君主は、真に学ぶべき君主であると思っていたからであろうか、何も当時の君主を奢侈で人民を苦める御方と見做す如き不臣の心を持って居たでは万々あるまい、ただし倹約を好み人民を安んずるの六字を点出して、此故を以て漢文を崇慕するとしたに就ては、聊か意なきにあらずである。それは此記の冒頭に、二十余年以来、東西二京を歴見するに、云々と書き出して、繁栄の地は、高家比門連堂、其価値二三畝千万銭なるに至れることを述べて居るが、保胤の師の菅原文時が天暦十一年十二月に封事