후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
れんかんき
連環記
幸田 露伴
幸田 露伴의 連環記(れんかんき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 49,281자 · 95화면
それでも段々年をとっては、せめて起臥をわが家でしたいのが人の通情であるから、保胤も六条の荒地の廉いのを購って、吾が住居をこしらえた。勿論立派な邸宅というのでは無かったに疑い無いが、流石に自分が造り得たのだから、其居宅の記を作って居る、それが今存している池亭記である。記には先ず京都東西の盛衰を叙して、四条以北、乾艮二方の繁栄は到底自分等の居を営むを許さざるを述べ、六条以北、窮僻の地に、十有余畝を得たのを幸とし、隆きに就きては小山を為り、窪きに就きては小池を穿ち、池の西には小堂を置きて弥陀を安んじ、池の東には小閣を開いて書籍を納め、池北には低屋を起して妻子を著けり、と記している。阿弥陀堂を置いたところは、如何にも保胤らしい好みで、いずれささやかな堂ではあろうが、そこへ朝夕の身を運んで、焼香供華、礼拝誦経、心しずかに称名したろう真面目さ、おとなしさは、何という人柄の善いことだろう。凡そ屋舎十の四、池水九の三、菜園八の二、芹田七の一、とあるので全般の様子は想いやられるが、芹田七の一がおもしろい。池の中の小島の松、汀の柳、小さな柴橋、北戸の竹、植木屋に褒められるほどのものは何一ツ無く、又先生の眉を皺めさせるような牛に搬ばせた大石なども更に見えなくても、蕭散な庭のさまは流石に佳趣無きにあらずと思われる。