후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(十三)青い帯
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(十三)青い帯(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 114,244자 · 231화면
四
源吉は少し不機嫌な様子で、ようやく長四畳から出ました。
四
目白長者、寅五郎の屋敷は豪勢でした。細川越中守屋敷の少し先、雑司ヶ谷鬼子母神にいたる一廓に百姓風ながら高々と生垣を囲らし、藁屋根の庇を反らした構え、これに玄関を取付け、長押を打ったら、そのまま大名のお下屋敷と言っても恥しくないでしょう。
部屋部屋の青畳の清々しさ、家具調度の見事さ、こんな場末に、これほどの生活のあったのが、八五郎の眼にも不思議に映ります。
寅五郎の女房のお富は、四十をよほど越したらしい年配にも恥じず、夫が死んだ二日目に、紅白粉までつけて、ニヤリニヤリと岡っ引を迎えるといった肌合いの女――吝で無慈悲で、強欲だった寅五郎と、生れ変って来ても気性の合いそうもない柄です。
「私はお豊と一緒に寝みますから、何にも知りませんよ。梯子はたった一つ、あの通り奉公人達の枕元を通らなきゃ、どこへも行けません。ホ」
危うく笑い出しそうにして、掌をちょいと返して、唇の蓋をするのです。
奉公人というのは、出来るだけ給料の安そうな小僧が二人、小女が二人。これはどう疑ってみても事件に関係がありません。
主人の姪のお豊というのは、十八の娘盛り。