일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぜにがたへいじとりものひかえ

銭形平次捕物控(十三)青い帯

野村 胡堂

野村 胡堂의 銭形平次捕物控(十三)青い帯(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 114,244자 · 231화면

아오조라 문고

なるべく店の者でない方がいい」

「ヘエ、――」

八五郎は飛び出すと、間もなく潰れた煙草入と鎌倉河岸の佐吉とその子分を三人までつれて来ました。

「銭形の、何かまた嗅ぎ出したのかい」

佐吉はそう言いながらも、他意のない笑顔を見せるような肌合いの男でした。

「変なことがあるんだ。ちょいと力を貸してくんな」

平次も蟠りのない調子です。

「いいとも」

「懐中煙草入は、場所柄に不似合いな品だと思わないか、佐吉親分は?」

「そう思うよ。だから弥惣が殺されたと聞いても、仲が悪かった若主人を縛る気にならなかった」

「さすがに佐吉親分だね。――煙草入はこうして石の蓋の下に入れたんだ」

平次は一尺五寸ほどの棒を、石の蓋の彫り窪めた段にかけると、有合せの木片を支点に、グイと押しました。石の蓋はわけもなく一端を挙げて、懐中煙草入はスルスルと入ります。

「あッ」

「この通りだ。煙草入は若主人を怨む者が、後で差し込んだのさ。その証拠はみんな揃っている。それから、この蓋を唐櫃の上へ載せて貰いたいが――」

それは骨の折れる仕事でしたが、力自慢の大の男が六人で、どうやらこうやら石の蓋を唐櫃の上へ載せました。