후리가나로 읽는 일본 고전
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「てつ」のじのこたいとこだいのぶんか
「鐵」の字の古体と古代の文化
喜田 貞吉
喜田 貞吉의 「鐵」の字の古体と古代の文化(「てつ」のじのこたいとこだいのぶんか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,707자 · 4화면
この機会をもって、自分は一言懺悔せねばならぬことがある。
たしか一昨年のころのことと思う。今の北野神社の宮司、当時は国学院大学長の山田〔(新一郎)〕法学士が、日本歴史地理学会で、日本においては銅器よりも、鉄の製造が前に発達したとのことを、長々と述べられたことがあった。当時自分は、わが考古学界に古鏡の研究が盛んになって、わが古代の鏡は、シナ伝来の漢鏡で、その以前のものはないとのことが、黙々の間に承認されそうな形勢であったので、それに対するある意味の防禦線ではなかろうかと考えた。したがって、はなはだ失礼ながら、その学説に対しても、深く耳を傾けようとはしなかった。もとよりこれについて、口頭でも、また文字をもってでも、あえて反対意見を発表したのではなく、ただ批評を求められたについて、われらと研究方法が違うとのことを述べたに過ぎなかったから、別に自分に責任を生じた訳ではないが、その後さらに研究を重ね、ことに冶金専攻の斎藤〔(大吉)〕工学博士の教えを受くるに及んで、少くもわが太古において、シナ伝来の青銅器製作法とは別に、鉄器製造の技術の発達を承認せざるを得なくなった。