일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ざっきょかぞく

雑居家族

壺井 栄

壺井 栄의 雑居家族(ざっきょかぞく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 140,106자 · 283화면

아오조라 문고

」

ふっと涙ぐむと、感じやすい音枝も一しょに涙ぐんで、うなずく。

「音枝ちゃん、弟ができてうれしいでしょ。」

笑顔をすると彼女もそれにつられて、

「うれしい。」といい、急いで涙をふいて、

「さっき、あたいが歌うたったら、冬太郎ちゃんいくらでもねむったわ。」

「どうもありがとうね。」

安江は仙造からまとめてあずかってきたミルク代の中から、思いきって音枝に一番上等の赤皮のランドセルを買ってやった。そして貧乏になれて、お金大丈夫? という顔の音枝に、

「これはね、冬太郎ちゃんのおみやげにしましょうね。」

音枝はそれを着物の上に背負って、もう口がふさがらない。しかし安江は、この、たれからも入学のお祝いをもらいそうにない音枝がかわいそうでたまらなかった。ついでに筆入れもえんぴつもぞうり袋も買ってやろうかとはやる心をおさえて、

「洋服はねおとうちゃんに買ってもらいましょうね。靴はおかあちゃんだ。それから、鷲のおじさんもきっとなにかくれるわ。それから元村さんや、川口さんのおばさんもなにかくれるってよ。そうそう、矢田さんもくれるかもしれないわ。よかったわね。」

そういいながら安江は夫の友人の元村や川口たちに事情をいってくれたことにしてもらおうと考えていた。