후리가나로 읽는 일본 고전
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あおべかものがたり
青べか物語
山本 周五郎
山本 周五郎의 青べか物語(あおべかものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 160,888자 · 317화면
ふざけるとはなんだ、とかもが云った。しっかりしなよ、このしと、とおかっちゃんはかもの背中を殴打した。もう二度もあっちへいったじゃないか、忘れたのかいこのしと。二度もだって、とかもは考えこんだ。躯をぐらぐらさせながら、どうかしてその記憶をたぐりだそうとするようだったが、やがてそれにもくたびれたとみえ、唸り声をあげながらぶっ倒れてしまった。女たちは箸が倒れたほどにも思わなかった。うたう者、踊る者、悪口のやりとり、つかみあい、和解のコップ酒。そしてまた踊る者、うたう者、悪口のむし返しから髪の毛のりあい、という底抜けに活溌な騒ぎが続いた。
かもはなにも知らずに熟睡していたが、揺り起こされてみると、夜が明けてい、自分が座蒲団を枕にごろ寝をしていることに気づいた。揺り起こしたのはおかっちゃんで、その脇には女主人が、勘定書を持って坐っていた。女主人はいうまでもなくおせいちゃんの母親であるが、年はそれほどでもない筈なのに、あたまはすっかり白髪だったし、痩せていて皺だらけで、これに総入れ歯を外して睨まれると、どんなにあらくれた蒸気乗りでもちぢみあがる、といわれていた。