일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あおべかものがたり

青べか物語

山本 周五郎

山本 周五郎의 青べか物語(あおべかものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 160,888자 · 317화면

아오조라 문고

年は留さんより三つも上だし、八兵衛などをして「ねんがあけた」女ではあるが、留さんはてんで恐悦してしまい、煮焚きはもちろん、女の下の物まで洗濯してやっているそうであった。

「こうなったらだめなのよ」高品夫人は私の問いに答えて云った、「夫婦約束をした女だし、こんどこそ世帯を持っておちつくんだからって云われてみれば、貯金帳を渡さないわけにはいかないじゃないの、そうでしょ」

「それに相手がそんな女だからね」と高品さんも云った、「どうせゆき場がなくって来たんだろうから、こんどは、本当におちつくかもしれませんよ」

そして十日ほどのちに、私は浦粕亭でビールを飲みながら、留さんの女について、秋葉エンジから第一報を聞いた。

「たいへんな女だよ、先生」秋葉エンジは朴訥な顔にうすら笑いをうかべながら云った、「なげえことしょうばいをした躯だから、留さん一人じゃあ保たねえって、通船の者をだれかれなしに引張り込むだよ、代り番こだ、船が篠咲に着くたんびに、誰か一人がおりてゆく、そして船が徳行から戻って来ると、そいつが船へ乗って、代りの者がおりてゆくだ」

私がためらいながら訊くと、秋葉エンジは素朴な、そしていくらか虚無的な笑いをうかべた。