일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

せいしゅんのぎゃくせつ

青春の逆説

織田 作之助

織田 作之助의 青春の逆説(せいしゅんのぎゃくせつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,593자 · 325화면

아오조라 문고

――何人ぐらい採りよるかな」馴々しい口調だった。

「さあ、何人ぐらいでしょうな、五、六人、それとも――。数名採用とありましたね」豹一は思わずそんな返事をしていた。

「いくら呉れまっしゃろな? 六十円、それぐらいは貰わな食ていかれへんがな」

「そうですね。六十円ぐらいでしょうね」豹一はそんな無気力な返事をしている自分が情けなかった。

「ほんま言うたら、六十円でもやって行かれしまへんネん。子供が二人も居よりまんネん。きょう日物が高おまっさかいな」

「二人もね」

「ええ、二人もいよりまんネ。もう直き三人ですわ。さっぱりわやです。しかし、ここの会社アはえらい家族主義や言いまっさかい、まさか社員が食て行かれんようなことはしまへんやろ。その代り、よう働かしよりまっしゃろな」

「はあ、家族主義ですか?」豹一は自分の返事が野崎に似ていると思い、さすがに苦笑した。長髪の男はぺらぺらと喋り続けながら、神経質に膝をふるわせているのだった。不安な気持を誤魔化すためにこんなに喋っているのだなとふと思った。

気の抜けた空虚な表情で、ぽかんと呼出しを待っていたが、誰も部屋へ来なかった。

「えらい待たしよりまんな」