후리가나로 읽는 일본 고전
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かばんらしくないかばん
鞄らしくない鞄
海野 十三
海野 十三의 鞄らしくない鞄(かばんらしくないかばん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 36,653자 · 73화면
「そうだ、それに違いない。するとわが輩も大迂回をやっていたわけだ。ちえッ、いまいましい」
天罰下る
事件は、そこまでは解けた。
当局は警戒網を三原山のまわりに厳重に固めめぐらした。
その一方、大学に懇請して、火口底に果してラジウム二百瓦が投げこまれてあるのかどうかを検べて貰った。これは案外苦もなく分った。たしかにラジウムは火口底の南寄りの岩の間にあることが確認された。
しかし、そのラジウムを取出す方法はちょっと簡単には出来そうもないことが分り、当局は未だに警戒の陣をゆるめないで番をしている。なにしろその後、烏啼の消息がさっぱり分らないので、油断はならないとのことであった。
帆村はもうラジウム事件には、大した興味を持っていない。しかし田鍋課長が、彼に自慢らしく語ったところでは、烏啼はあのR大学の研究所のラジウム保管室の向いの研究室の助手に化けこんでいて、あのラジウムを巧みに盗み出した。それから彼は、かねて連絡をつけてあった看護婦の秋草に渡した。秋草はそれを持って出て、某飛行場へ急行し、烏啼の一味である矢走という男をして、その品物を飛行機でもって三原山の噴火口に投げおとさせたと認める。