후리가나로 읽는 일본 고전
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まぞう
魔像
林 不忘
林 不忘의 魔像(まぞう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 131,494자 · 260화면
「何ッ!」
畳を蹴って突っ立った神保造酒、流石は剣士、何時の間にか大刀を右手に部屋を走り出る、とプウーン! と鼻をつく線香のにおいが、どこからか香って来ている。
見ると、隣室である。
そこは書院だ。床の間のまえに、経机が一脚置いてある。
その上に首――妙見勝三郎の首、たった今玄関で呶鳴っていた妙見勝三郎の首……その首が、紙片をくわえている。
紙には、十番首と大きく書いてあるのだ。そして、机の前に煙草盆を置いて、それに線香が立ててある。
紫のけむりがユラユラと――首供養。造酒は、首を白眼んで、ウウム! と唸った。
なみだ雨
一
無形一刀、天下無二の使い手神保造酒先生は、紫いろの線香のけむりがユラユラと絡む首を白眼んでウウム! と唸った。
書院の床の間のまえに、経机が置かれて、その上に、生首が一つ飾ってあるのだ……妙見勝三郎の首、たった今玄関で、
「頼もう!――お頼み申す!」と呶鳴っていた妙見勝三郎の生首である。
しかも、その首が、紙きれをくわえているのだ。紙には、十番首と大きく書いてある。そして、机の前に煙草盆を置いて、それに線香が立ててある……首供養!