후리가나로 읽는 일본 고전
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おうがいのおもいで
鴎外の思い出
小金井 喜美子
小金井 喜美子의 鴎外の思い出(おうがいのおもいで)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 127,675자 · 254화면
という著述もあります。多紀氏は江戸時代の漢方医学の牛耳を握って、あるいは医学校を創立して諸生を教え、あるいは書物を校刊して学者の研鑽の資に供した官医で、その登門録と題した門人帳に九百五十人もの名が見えるのでもその盛業が忍ばれます。多紀氏の墳墓は滝野川城官寺にありますので、そこへ調べに行く時には、いつも麺麭を持参で、私の家へ寄っては、お茶を下さいといったものでした。この出版は日本医史学会からの補助を受けました。
『多紀氏の事蹟』もまた昭和八年に出版せられましたが、その年の暮にはまた於菟さんと共に、『鴎外遺珠と思ひ出』という書物を公にしました。最初の『鴎外全集』十八巻は、いろいろの事情のために、大正十二年一月から始まって、五年目の昭和二年十月にやっと終りましたが、その十五、六巻までの校正は、大抵一度は潤三郎が見ているのです。その間には帝国図書館その他へ行き、関係資料の蒐集に努めたのです。ついで昭和四年に『鴎外全集』の普及版が計画せられて、潤三郎は編輯校正に当りましたが、その後も遺文は続々発見せられますので、それに遺族の思い出をも加えて一冊にしたのが『鴎外遺珠と思ひ出』