후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ジ アフェア オブ トゥー ウォッチイズ
The Affair of Two Watches
谷崎 潤一郎
谷崎 潤一郎의 The Affair of Two Watches(ジ アフェア オブ トゥー ウォッチイズ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,107자 · 27화면
私は早速聞いた。
「処が三圓にしかならんのじゃ。最初杉さんの時計を出したら八十銭にしか取らんと云う。君のがあったのでやっと三圓になったんじゃ。………」と、原田は五圓にならなかった代りに、私の時計を褒めて居る。
「………それに時計と云う奴は入ったら大抵もう流れるに定って居るから、質屋の方でもあまり喜ばん。………いや何も君の時計を流すと云うじゃないがな。………一体質屋は流れよりも利子を取るのが目的なんじゃ。」
何だか大分昨夜とは口うらが変って来た。
「残額二圓誰かから借りよう。昨今我々は逼迫して居るから、早く五圓にして丸善へ持って行かないと、費っ了いそうだ。」
と杉は原田の手にある三圓へ秋波を送る。
「そうだ。三圓位グズ/\して居ると瞬く間だよ。」
「何だか費ッ了いそうだナ。」
こう云って、杉が今にも手を出しそうな顔をした。すると原田が此れにつけ入って、
「アッそう、そう。一寸此の中から筆記帳とインキを買わして呉れや。」
と、怪しからん事を云い出す。
「馬鹿を云え。一枚でも紙幣が崩れりゃ忽ち失って了うに定って居る。あと二圓足しさえすりゃ百圓になるんじゃないか。お前はそれだから可かんよ。