후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
“しきけんはつどう”をかかざるのき
“指揮権発動”を書かざるの記
犬養 健
犬養 健의 “指揮権発動”を書かざるの記(“しきけんはつどう”をかかざるのき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,319자 · 19화면
「週刊女性という雑誌で大野伴睦先生の文章を拝見しました。あなたが指揮権発動のことで永い間ひとりで忍耐しておられる心持を今さら尊いと思いました」
と書いてよこした。私は突然のこととて意味の分らぬままにその週刊誌を本屋から取りよせて読んでみると、なるほど大野副総裁が歯切れのいいハッパをかけている。
「いかにも犬養はそういう原稿を書いているだろう。また、書くのが当然だ。しかし健さんのことだから、おそらく死ぬまでは発表せんだろう。その点が俺にははなはだ物足りんのだ。俺だったらサッサと公表するがな。まことに傍で見ていて歯がゆい限りだ」
と、こんな調子である。私には大野老のヤキモキしている心事が目に見えるようであった。しかし、同時に私はその一見乱暴に見えるような言動の裏に、私に対する温かい侠気のみなぎっているのをはっきり感じた。そして昔ながらの変らぬ友情をありがたいと思った。
このことがあってからしばらくの間はまず格別の出来事も起らなかったが、今年に入るとこの問題はさらに一躍してマスコミの寵児になった形であった。というのは、最近週刊読売に記事が出て、
「犬養は指揮権の真相を原稿に書いたが、とどのつまり、口止め料として莫大な金を受け取った。