일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あたまでっかち

あたまでっかち

下村 千秋

下村 千秋의 あたまでっかち을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 17,773자 · 36화면

아오조라 문고

二

」

といっていました。林太郎はことし十一才で、小学校の五年生になっていましたが、弟も妹もなく、まったくの一粒っ子なのでした。あとは、おとうさんとおかあさんとおじいさんの三人きりでしたから、がらんとした広い暗い家の中にいると、人はどこにいるかわからないほどで、まったく陰気だったのです。

二

さて、ひとりっ子というものは、わがままっ子のきかんぼうが育つものですが、林太郎はどっちかといえば、いくじなしの泣き虫子にそだちました。おじいさんがかわいがりすぎたせいだ、とおとうさんはよくいいましたが、そうばかりではなく、あんまり陰気な家の中にそだったためかもしれません。とにかく林太郎は、ちょっとしたことにもすぐめそめそとなきだすのでした。

それにもうひとつ困ったことは林太郎はからだのわりに頭でっかちで、それで口の悪い村の子どもらから、「ごろっこ」というあだ名をつけられていることでした。「ごろっこ」とはかわずの子という意味で、あの頭でっかちの「おたまじゃくし」のことです。村の子どもらは、なにかというと、

「やあい、ごろっこめ。」

とはやしたてるのです。すると林太郎は、すぐべそ口になり、くやしそうになきだすのでした。