후리가나로 읽는 일본 고전
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あるニュー・フェイスへのてがみ
あるニュウ・フェイスへの手紙
岸田 国士
岸田 国士의 あるニュウ・フェイスへの手紙(あるニュー・フェイスへのてがみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 49,146자 · 96화면
そういう時、ジューヴェの表情は見ものでした。決しておおげさではないにしても、例の眼玉と、小鼻とで、百面相を作って、僕を笑わせようとします。
さて、こういうコポオですが、彼は、まことに一座の専制君主であって、演出家としても、また統率者としても、全座員の信望をあつめていただけに、なかなか、その扱いに手厳しいところがありました。相当の年配と思われる俳優をバカ呼ばわりすることも珍しくないのです。ところが、僕の見るところ、三人の例外がありました。ヴァランチイヌ・テシエ、シュザンヌ・ビング、それから、ルイ・ジューヴェです。テシエは、一座の花形女優ともいうべき頭のいい、古典的香りのする美人で、なかなかすましやさんですが、役者としてもそろそろ油の乗ろうとしている、危げのない芸の持主でした。ビングは、才気煥溌、天衣無縫の性情、おおいに珍重すべき中老嬢ですが、その容姿に至っては、甚だ香しくなく、それを補うのに衣裳考案の技術をもってしなければならぬ始末でした。
この二人は、女性なるがためでもありましょうが、特にコポオの秘蔵弟子というかたちで、その可愛がられ方もひとしおでありましたが、ジューヴェは、もちろん最初からの弟子の一人でありながら、どこか、可愛がられているというだけの感じではなく、むしろ、信頼の裏に、少なからぬ先生として