후리가나로 읽는 일본 고전
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あるニュー・フェイスへのてがみ
あるニュウ・フェイスへの手紙
岸田 国士
岸田 国士의 あるニュウ・フェイスへの手紙(あるニュー・フェイスへのてがみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 49,146자 · 96화면
6 「雄弁」の魅力
6 「雄弁」の魅力
F・R君
文学座の「シラノ・ド・ベルジュラック」が新劇空前の「大当り」であった、という事実を、君はいくぶん懐疑的な眼でみているようですね。
――あの芝居がそんなに面白いのですか?
――あの芝居を面白がる見物は、いったい信用できる見物なのですか?
――脚本はまあ、翻訳を含めて、一応面白いといえるでしょうが、俳優の柄や演技が、幻滅にちかい印象を与えましたが、それは間違いでしょうか?
――あの芝居が、現在、あんなにまで「受ける」というのは、時代的にみて、多少憂うべき徴候ではないでしょうか?
以上で、だいたい、君の疑問とするところは要約されている筈です。
僕がまず、君に言いたいことは、いっさいの先入見をすてて、素直にあの芝居を観てほしいということです。
第一に、君は、フランス近代劇史の知識で、エドモン・ロスタンという作家の占める地位を過小評価しようとしてはいませんか?
第二に、君は、新劇の観衆は、常に、そして単に、「辛さ」を舞台に求めなければいけないと、決めてかかっていませんか?
第三に、文学座の俳優は写実的な演技しかできぬという世評をそのまま信じてはいませんか?