후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
いさましいはなし
いさましい話
山本 周五郎
山本 周五郎의 いさましい話(いさましいはなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 36,835자 · 73화면
また招かれた宴席で、このひとならとひそかに見当をつけた娘もある。
だが津田に対してそんなことをうちあけるのは早すぎた、おまけにだいぶいきまいたようなかたちになったことはわれながらあと味がよくなかった。
――ついぞこんなことはなかったのに。
彼はいやな顔をしながら、津田という人にはそんなふうにこちらをひきいれるところがあるので、注意しなければならないと思った。
七日の午後に和泉家へ招かれた。松尾という令嬢の招待で、同じ年ごろの娘たちが十人ばかり集まっていた。もう三度めなので、たいがい顔だけは見おぼえているが、松尾ともうひとり萩原くめという娘とが、姿も顔だちも群をぬいて美しかった。くめの家は江戸の萩原と縁つづきで玄一郎の友人の萩原準之助とくめとはまた従兄弟の関係にあるということだった。
娘たちの宴らしく、いろどりの華やかな膳部に酒が出た。夫人たちほどではないが、みんな盃を手にし、この家の三人の待女が給仕をしてまわった。
三献のあと松尾が琴を聞かせ、べつの娘二人が琴と三絃を合わせた。それから膳が代って食事になり、済むと暫くして、くめが茶の点前をみせた。