후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
さまざまなおいたち
さまざまな生い立ち
小川 未明
小川 未明의 さまざまな生い立ち(さまざまなおいたち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,959자 · 6화면
日にまし、あたたかになって、いままで、霜柱が白く、堅く結んでいた、庭の黒土が柔らかにほぐれて、下から、いろいろの草が芽を出してきました。
「お父さん、すずらんの芽が、だんだん伸びてきましたよ。」と、庭に出て、遊んでいた少年が、奥の方に向かっていいました。
へやで、お父さんは、本を読んでいられた。
「兄さん、どこに、すずらんが芽を出したか、僕に見せておくれよ。」と、弟がそこへ飛んできました。
春の風は、青々と晴れた空を渡っていました。そして木々の小枝は、風に吹かれて、なにか楽しそうに小唄をうたっていたのです。つい、このあいだまで、ねずみ色に低く漂っていた冬の雲は、どこへか消えてしまって、そしてその下に、だまってふるえていた木立の姿は、思い出しても夢のような気がします。
「すずらんが、芽を出したかな。」と、お父さんは、日の照らす、庭の方を見ながら、書物から目をはなしました。
みんなは、田舎から、こちらへ持ってきた、すずらんが新しく、芽を出して咲くことが、どんなにうれしかったかしれません。なぜならこちらでは、すずらんは珍しい草であったからです。
「お父さん、しゃくやくも、紅い芽を出しましたよ。