후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
さまようまちのさまよういえのさまようひとびと
さまよう町のさまよう家のさまよう人々
国枝 史郎
国枝 史郎의 さまよう町のさまよう家のさまよう人々(さまようまちのさまよういえのさまようひとびと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 37,916자 · 75화면
ラウンジの広さは二百畳敷ぐらいで、天井の中央はドームになって居り、色彩絢爛の色硝子が、交互に張った装飾を持ち、その胴壁には七層朝顔型の、黄金色硝子の装飾電燈が、舞台へ光線を投げかけていました。用具はいずれもマホガニー製で、床は矢筈組樫木張で、その上に高価なカーペットが、ずっと敷きつめてありました。
何んと高尚で、こぢんまりしていて、贅沢に出来ているラウンジなのでしょう。
音楽を聞いている人達は、大概礼装をして居りました。女はドレスでありましたし、男はタキシードか燕尾かでした。
自由に寛いでもたれ合ったり――女と男とがもたれあったりして、音楽を聞いているのでした。
私も其処でほんの僅の間、音楽に耳を澄ましましたが、それよりこの町の芸術的の諸所を、もっと見たいと思いましたので、ラウンジを出て町を歩きました。
ふと私は随分立派な、ギャレリーの中へ這入って行きました。
伊太利中古フロレンチン式に、装飾されてあるこのギャレリーは、全く立派なものでした。
よい絵画がかかって居ました。
超現実派タンギーの絵画「マダムと仙人掌」がかかっていたのには、すっかり感心して了いました。